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WOWOWシナリオ大賞発表 [基本的には映画]


本日、WOWOWのシナリオ大賞が発表された。
今回の選考にはガッカリさせられた。ホンを読んだわけではないので断言してよいものかどうか悩むが、本当にこれでよいのだろうか?と言うのが私の思いである。
ひとことで言えば「また暴力か」である。このご時世、何が問題になっているのかと言えば、青少年をはじめ人々が安易に暴力へ走り、人を傷つけ命を奪うことではないだろうか。モノの訴え方として映画ではよく使われる方法だが、身近な暴力を描き何が生まれてくるのだろうかと疑問に思う。例えば「戦争」を描いて「反戦」を訴える映画は沢山ある。戦争なんて簡単に始めることもできないし、また個人レベルでどうこうできる問題でもない。だから悲惨な戦争を描く事によって人々にその悲しみや苦しみを体感してもらい、じっくりと考えてもらう上で非常に有効な手段と思う。
だが、今回選ばれた作品は、少年がサラリーマンを襲う話である。襲われたサラリーマンは暴力を覚えその少年に復讐をするといった内容のようだ。こんな身近な出来事を通して一体何を描き訴えたいのだろうか?お互いの暴力を通じて、心の交流が芽生えるめでたい話なのだろうか?少なくともこの作品をみて「やってみよう」と思う少年や大人たちが出てくる心配はないのだろうか?
そんな心配をしていたら何も書けないと笑われるかもしれないが、私はそんな安易な話をしているわけではない。映画やドラマ小説などは、人々の心の中に簡単に入っていってしまう。このことを大手の企業が理解せずして、ドラマ・映画を発信していることに憤りを感じてしまう。このような、もっとも人々に影響を与えることの出来る企業の役割は、人々の先頭に立って、社会や人々の生活に明確な方向性を示し道しるべとなる義務があると思う。その事が思想の誘導や洗脳になってしまわないための道徳観、正義感、責任感を最も示していかなければならないのではと思っている。
しかし、なぜ「暴力」なのだろうか?「暴力」はもうよいではないか。私が記憶する限り、この暴力描写によって何かを訴えようとしだしたのは深作欣二監督の「いつかギラギラする日」1992年作品である。(それ以前のやくざ映画は別とします)もう16年も続けているわけである。
私も昔は映画の世界で働いていた男である。ふと「こんなホンでも書いてみようか」と思いすぐにかき消す内容は、やはり「暴力モノ」である。「暴力」とは一種の快感行為である。アクション映画が人気があるのは、その行為を疑似体験できるからである。以前までのアクションモノ、暴力モノには気が付かないルールがあった。やくざ同士の抗争。戦争。スーパーマンのようなヒーロー者。どれも一般の人たちとは縁のないところで、見るものを酔わせてくれた。しかし現在の「暴力モノ」は、身近にあるものばかりで恐くなる。リアリティーというものが、余りにも身近すぎて恐ろしくなる。「気が向いたから後ろから人の頭を棒で殴った」みたいなことが、映画の中で行われると、背筋がぞっとしてしまう。
匠に訴えているように見えて、実は直接的すぎるのである。反対に、じれったくて何を訴えているのかわからないと思われている作品が実は切実に訴えているのが現在の映画・ドラマである。当然実際に見えていない人たちが主導権を握っている。切実に訴えることは、回りくどくて受け入れてもらえない。
そうさせているのが現在の業界人たちである。直線的な感情表現から受けることは、労力が少なくて済む。そのかわり深く考える習慣とは疎遠になってくる。
今回の選考結果をみて、まだまだ日本映画の復興は先のような気がした。本当にがっかりした。
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支離滅裂な日々に耐える

支離滅裂である。人生追い込まれると何も手に付かなくなるのだと気が付く。何をしていても、どのようなひと時でも気持ちが落ち着く事は無く、集中して何かに打ち込むことすらできなくなる。職場の同僚が肩に貼ったシップを剥がしていたが、それを見て「肩がこるのも、ゆとりがあるからなのだろう」と思ってしまう。何も出来ないでいるのに、気持ちが落ち着かず、気の休まる時間が無い。しかし、気が狂う事なくいることを「まだまだ追い込まれていない」とも取れるし「なんて鈍感なんだ」と関心してしまう部分もある。アドレナリンの分泌によって、神経が麻痺すると言うことを聞いた事があるが、追い込まれても尚こうして平静を装っていられるのも同じ理由からなのかと考える。そして、そのようなくだらない事なら、じっと考える余裕があるのだと自分がばからしくなる。とにかく人は生きるしかないのである。恥をかこうがどうしようが、もがき苦しみながらも生きていかなければならないのである。何かで人間だけに与えられた権利として「自殺」があると書いてあったか、聞いたのか・・・。そんなもの存在するわけがない。あるとするならば、神が人間の愚かさ弱さをこのような形で知らしめるために用意した仕掛け、罠なのだと思う。


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ひどすぎる「斉藤さん」ドラマ [テレビドラマ]

たまにはドラマのことでもと思い感想を書いてみる。
昨夜、ちょろっと「斉藤さん」を見た。なんじゃこりゃである。
テレビをつけると、斉藤さんが高校に乗り込んで不良を探しているシーンだった。その中で女子高生が話しかけてくるのだが、そんな事あるのだろうか?そして、別の場面。翌朝、バザーの商品が入ったダンボールを抱えた斉藤さんが、道端でその女子高生たちとバッタリ出会う。そして、どうでも良い話をするのである。その間、斉藤さんの子供が、意味も無く女子高生の乗る自転車をゆすっている。「何をしてるんや?」と思っていると、何事も無くお互いが別れる。すると、地面に女子高生の財布が落ちている。なんとその原因を意味付けるためにシナリオ上か演出できめたのか、子供に揺すらせていた訳である。こんな回りくどいと言うか、説明臭い芝居を見せられるとその後の話もどうでも良くなってくる。こんなにひどい演出を見たのも初めてなので、最後まで見てみたい気持ちもあったが、時間が無駄なのでやめにした。あまり辛口批評はしたくないのだが、これほどレベルの低いシナリオと演出がオンエアーされる事に腹立たしくなったので書いてしまいました。


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「一応、アクエリオン」 [パチンコ]

 流れに乗っているときは、逆らわない事が第一である。そんなことで昨日も「アクエリオン」を打ってきた。職場の後輩が先発して、私は少々ゆっくりとホールへ。込みだす時間帯を狙ったわけである。後輩と事前に打ち合わせたところ、150~200回、もしくは400回台の台が良いのではと話した。先発していた後輩にホールで状況を聞くと、150~200回の台に座っていてストーリーモードを外したとのこと。まだ店内は空いていて、わたしも145回の台へ座った。これがまったく駄目で、回らないしリーチもなし。一応220回まで回して5000円の投資。隣に700台のハマリ台があったので移動。1000円ほど打つが1000越え確実と踏む。後ろで打っていた後輩が400回台の台に移動して412回目で単発BIG。戦闘機群リーチだった。それならと私も400回台を探す。この店ではよく出ているコーナーに調度400回台が1台空いていたので着席。1000円投資して突然確変に突入。単発で時短も終了。今日はアカンかなと思ったら、113回転でフルバージョンリーチ。激熱でBIGもまたもや単発。時短に入り、赤シャッターからリーチ。「笑止千万」と赤文字で!リーチの展開がイマイチも「笑止千万」に願いを込めて見つめる!!単発リーチも「全かえ」で確変BIG。合計5回のBIGを引いて本日終了。21000円換金して14000円のプラス。
「アクエリオン」はもう少しがんばれそうです。


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「フィーバー創聖のアクエリオン」 [パチンコ]

 しばらく大人しくしていたようで、実はコソコソと打っていました。そうです「アクエリオン」。あれだけ宣伝されては打たずにはいられない。昨日で3回目です。
1度目は9千円投資して、まず2箱。その2箱がのまれた辺りで6連チャン。約24000円換金して15000円のプラス。
2度目は1万円投資して2連チャン。1箱のまれて換金3800円。6200円のマイナス。
そして昨日は、23000円投資してアウト。悔しくて、友達が出して帰った端台へ!1500円で2連チャン。1箱は打つつもりで継続。やはりのまれて、やめよ~かな~と手を止めると「ダイエットモード」。結局4回これを繰り返して、全てのまれる!!しかも、合体リーチで、確定音がけたたましく鳴ったにも関わらずハズレ!!5分くらい打ち続けてもリーチもなし・・・。「何で?」。最後が「創聖チャンス」に入る前の火花を散らしての止まり方が2連続(リーチには発展せず)。しかし「もうやめ!」と一度腰を上げるが、5歩歩いてから思いなおしてもう一度同じ台へ着席。「あれ?」空箱が裏返してある!?「閉店準備?」と思うがまだ21時。構わず打つ。すると若い店員が、私を確認するとカウンターへなにやら合図している?「この台打ったらアカンかったん?」と思いながらも、やはり打つ。するとすぐにリーチ予告音の後にリーチから合体。そして確変BIG!
 それから、20回転以内に合計8連チャンして終了。34000円換金してなんとかプラスの9000円。
 あれは何だったんだ!遠隔操作で外されてた?そして、打ちやめた時に仕込まれた?なんだかすっきりしないが、とりあえず大きなマイナスがプラスになったんだから良しとしておくか。
 ちなみに、140から200回転までが、まずねらい目かな?それと、2連チャン後の戻しも大きいのかも。そんな台をしばらく狙ってみるか!


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さらに「逮捕しちゃうぞ」 [パチンコ]

 さて、動きの読めるたった一つの台なので、昨日も「逮捕しちゃうぞ」。
夕方6時から稼動しましたが、「逮捕しちゃうぞ」には誰も座っていません。それどころか、BIGを1度も引いていない台が2台も残っている。そんな恐い台は打てないので、残りの台から選ぶ。
 やはり、中でも当たりが多くて1度ハマッている台へ。
 しかし、「戦国無双」は良く出ている。それを横目に打ち始める。2000円で当りを引くもREG。その後150回まわしてまたREG。このような感触はあまり良くない。「逮捕しちゃうぞ」の場合、REG確率が高いと、BIG連チャンはなかなか来ない。この場合、周期的に回ってくる波をREGを広いながら待つしかない。とにかくBIGを1度引いてみないと分からないので、結局追加7000円500回台で青7BIG。
しかし、またまた、300回台でREG。これは絶対に無理。もう一度BIGを待って打つ。皿メダルがなくなりかけて、ギリギリで青7BIG。その間、他の「逮捕~」に座る人を見ていても、やはり当たりがきていない。メダルを半分減らしてもう1台の気になっていた台へ。
 その台は先週爆発していた台。150回ほどまわして青7BIG。これも、メダルが無くなるころにREGを引く。これはどの台も勝ち台はないなと思いながら、せめてBIG2連チャンを狙って打ちつづける。
 結局、いい波を掴むことなく稼動終了。
 読みは悪くなかったのだが、ここまで設定を外されていたら勝てないのだなあと今回は諦める。
 少し別の台を打ってみたりして、マイナス25000円。9時までいたが、ハマリに入っていたはじめの台が、赤7を引いていたが、やはりREGで終了していた。おそらく閉店間際にどれかでBIG連チャンはくるのだろうけど、そんな不確かな予測で打つわけにはいかないので、ヤメやね。
 こんな時の為にもう1台くらい、打てる台を見つけておかないと・・・。
 ちなみに、昨日はこの店で、はじめて地獄のハマリ台を発見。「猪木」が1400回!まだまだ回してがんばっていたけど、どうやったんかな?おっさん、店員に文句言いながら打っていたけど・・・。


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昨日も「逮捕しちゃうぞ」 [パチンコ]

 まあ、私のようなリーマンスロッターは、色々な台を打たずに、気に入ったと言うか相性のよさそうな機種を見つけることが大切なのかもしれない。前回の「夢夢~」なんかが、そのことを証明しているとも考えられる。
 さて、現在は「逮捕しちゃうぞ」なのだが、その店には5台入っている。このお店の話を先にしておくと、私の中ではかなり良心的なお店である。だいたい大きなハマリによって地獄のような苦しみをした覚えもないし、他の客もそれは同じようである。
 昨日は、「戦国無双」がイベント台だったようで、どの台もかなり出ていた。当たり台は、カチ盛り3箱。ハズレ台でも、定期的に当たりが出ていた。
 そんなこともあって、昨日の「逮捕しちゃうぞ」は、厳しい設定になっていた。その中でも運良く一番よい台をつかめた。
 夕方6時から出陣。過去歴を眺めて、1番当たり数が多いことと、終盤の歴にハマリが集中していることが選択理由。当たりを引けば連チャン復活に望みをかけてみた。
 BIG17-168回の台。ここでは、REGの当たりもBIGと合計表示である。
 2000円投資して青7BIGを引き、出だしはOKである。100回台でREGを引くも次がこない。この「逮捕しちゃうぞ」は赤BIGを引くと、「特売」モードに入って次の当たりが保障されているからか、REGの出現率が高いことに注意しておかないといけない事が、ようやく分かってきた。
 こだわって打つことは、自分でその台の癖を見つけることができるところに意味がある。
 次にBIGを引くまでに、追加5000円。600回をまわした時点で赤BIG。しかし、「特売」で450回まわしてREG。やはり連続してBIGを引くことができない。
 この後、BIGとREGを繰り返して、最後にBIGの連チャンを引いて終了。BIGとREGを併せて当りを9回引いて約600枚。
 12000円で、プラス5000円なり。
 メダル持ちがいい事が第1条件かも。メダル50枚で100回まわることもあったし。
 これが5号機かな。


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「逮捕しちゃうぞ」 [パチンコ]

「逮捕しちゃうぞ」
最近安心して打てる台である。
昨日は、BIG7-167回ヤメの台に座った。久しぶりのパチスロです。
めずらしく千円でREGを引き、終了後16回転目で青7BIG。
メダル持ちも良いので、打ち続けることに。
100回台でREG。その後100回台で青7BIG。まったく増えないまま、REGとBIGの繰り返し。やっとの思いで赤BIGを引いて、「セール」モードに入るがまたREG。
クタクタになりながら、最後の2枚を残して青7BIG・・・。1枚拾って打つ勇気もなく、千円を追加投資してBIGを消化。
しかし、その後もBIGとREGを繰り返して、気がつくと当たり20回になっている。
もうあかんかなと思いながらも打ち続けて、青7BIG後の130回転目くらいで赤7BIG。セールモードで青7BIGを引いて、本日終了。
約900枚を換金して17000円なり。
プラス15000円で、とりあえず納得です。
辛抱して正解でした。


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『24』キャメラワークについて [映画]

 やってしまったと言うか、ついつい『24』を見てしまった。深夜1時15分から2話連続で放送されている分です。仕事があるのに見てしまいます。これは見終わるまで睡眠不足が続きそうです。
 ちなみに、このシリーズを見るのは初めてです。途中からですが全然楽しめるところがすばらしい!
で、眠たい目を擦りながら見ていて「ん!」と思ったのが、このドラマのキャメラワークです。臨場感を持たせる撮り方の定番となっている手持ちでの撮影が中心となっています。この手持ち撮影で有名なのが「ジョーズ」です。手持ちで撮影すると、カメラを地面に固定できないことで、どれだけカメラを固定しようとがんばっても、ごくわずかにユラユラよ画面が揺れてしまいます。その不安定さが緊迫感や臨場感を見る側に植えつけます。
こう説明すると、「なんだ、ジョーズで使われたくらいだから、なにも特別なことでも無いではないか」と言われそうだが、その手持ち撮影もやはり進歩してるのだなあ~、と関心した部分をちょっと書いておこうと思ったのです。
「ジョーズ」では、カメラを固定しないことで「緊迫感」や「臨場感」を狙ったのですが、今回の『24』では、その撮影方法に報道カメラ的な手法が取り入れられていました。ただ、この事に気がついたのが、昨日の『24』だったので、アメリカのドラマや映画ではすでに使われていたと思います。
具体的に説明すれば、いよいよ追い詰められた大統領が、一人で携帯電話をかけているシーンだったと思います。そのシーンで、大統領が携帯電話を切り、思案する場面がありますが、カメラは手持ち撮影で常に若干の揺れがあります。カットが終わる寸前にうつむいていた大統領が首を上げるのですが、それにあわせて「シュッ」と僅かにズームインします。ちょうど報道カメラマンが、気がついた動作をしっかり撮る為に、慌ててズームした感じに似てます。
この『24』と言うドラマは、リアルタイムに物語が進んでいるようです。ドラマは1時間枠でその実際の1時間に行われている内容をドラマとしているようです(すみません、初めて見たので前情報がなくて・・・)。
所謂、リアルタイムに流される報道番組の緊張感を狙ったカメラワークとなっています。
ただ、これは特別な撮影方法です。数年前から手持ちによる撮影を、日本のドラマでも見かけるようになりましたが、非常にレベルが低い。画面の不安定加減がわざとらしい。きっと、撮影時にモニターを通して見ているうちに、ただの手持ちだけでは、画面の不安定感が麻痺してしまったのでしょう。カメラマンの後ろでディレクターが「もっと揺らして!」と言っている声が聞こえてきそうです。
それと、もう一つ言えることは「カメラが出しゃばってはいけない」事です。日本の巨匠たちは、カット割りや画面構成に非常に注意しています。カメラの動きを極力抑えて、見る側に強制的な見せ方を控えようと努力しています。わざとらしいカットは絶対にいけません。
例えば、カメラには観客の目線と登場人物の目線の二通りしかありません(物語冒頭の説明カット等は覗きます)。
そう言えばこんなシーンがありました。ジャックバウアーが敵の潜伏先に潜入します。物陰からジャックバウアーの姿を映します。そのまま、画面は動き出してジャックバウアーの後方へ寄っていきます。振り向くジャックバウアー!しかし、何事も無くジャックは敵を追い込んでいきます・・・。これが、「カメラが出しゃばる」と言う撮り方です。見る側は、この場面を見てジャックに忍び寄る敵かもしれないと不安になります。しかしそれはカメラのカット割りでしかなく、ほっと胸を撫で下ろします。
このキャメラワークが許される時代なのかもしれません。また、『24』での徹底した緊迫感を1時間のドラマの中で詰め込む意味で、ここでは必要であり認められる撮影方法と言えるのかもしれません。
ただ、見る側として覚えていて欲しいことは、カメラが出しゃばることは基本的に、いけない事だということです。全てにこれを許してしまうと、撮影技術や演出の技術が低下する危険性が増えます。やはり厳しい制約があって始めて良い作品が生まれるのが「映画」です。
私は、今回の手持ち撮影を見て、「なるほど!」と関心しました。素直におもしろいなあと感じた次第です。


「小学1年生の香り」 [思い出ばなし]

 以前、匂いについて書いたことがあったが、今回は「小学1年生」の時の香りの思い出である。
この時期は、新しい事だらけである。初めての学校、初めての友達、初めて入るお店・・・。
私の住む地区には小学校がなかったので、隣町の学校へ1年だけ通った。班行動だったので、5年生の先輩に引率されて連れて行ってもらった。
初登校の日、入学式ではなく実際に授業が始まった日の登校日は、雨雲が広がっていた記憶がある(定かではないが)。
5年生の大林君に教室まで連れて行ってもらい、席についた覚えがある。
その年は、梅雨に入るのがはやかったのだろうか?私にはどんよりとした空の思い出しかない。登下校では、カタツムリがブロック塀を這っていた。
薄暗い教室で始めての国語の時間「あさ、あさ、あかるいあさ」と皆で読んだ。
学校のすぐ隣に小さな図書館があり、友達と「小学1年生」を読んだ。その表紙に付録の写真があった。金色のウルトラマンのメダルだったように思う。その図書館もかなり薄暗い印象が残っている。
つらつらと思い出話を書いたが、その下校途中にある文房具店で嗅いだ「紙石鹸」の匂いが、その当時の香りである。
大きさは剃刀の刃と同じくらいで、赤っぽい薄い石鹸が小さな箱に何枚も入っている。
私はどこかで手に入れて持ち帰り、筆箱に入れたり・・・。その香りがどこからともなく漂っていた。
一駅、小人料金15円。駅前の神社の池でおたまじゃくしを大量に捕まえて帰ったり、沢の石をめくってサワガニをさがしたり。
田んぼでおたまじゃくしを覗いていたら、クワを振りかざしたおじさんに追いかけられたこともあった。
「紙石鹸」の香りを思い出すと、そんな情景が浮かんできてはしゃぼんの様に消えていく。
私の34年前の思い出である。


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